大切な命を守るために:中毒と誤食リスクにご注意ください

近隣の方からのお話で、直接目撃したわけではなく誤解もあるかもしれませんが、猫たちが体調を崩すことが続いているようです。


 お話によると、外に置かれた何かの食べ物のようなものを食べたようで、嘔吐や元気消失が見られるとのことでした。


なかには飼い猫のケースもあり、飼い主さんがとても心を痛めておられました。




猫は好奇心が強く、食べてはいけないものでもつい口にしてしまう習性があります。 


最近では市販の「猫よけ剤」「動物忌避剤」などの一部に、強いにおいや薬剤成分が含まれており、体の小さな猫や犬には中毒のリスクとなることもあるようです。


これは決して誰かを責めるためではなく、知らずにまいたものが誰かの大切な家族や命に影響してしまうかもしれないということを一緒に考えられたらと思い、この記事を書いています。 また、こうした物質は、小さなお子さんが誤って口にするリスクもあり、地域全体の安全に関わります。 




小さな診療所で支援の限界も痛感し、重症な方は大病院や大きな診療所にすぐ紹介させていただいており、お世話になってばかりですが、メンタルヘルス支援を通し利用者や地域の方が「安心して暮らせる」よう努力しております。 


そのようなお話を耳にしても力不足で残念です。動物も人も、安心して生きられる地域になるよう、お力を少しずつお借りできますと、幸いです。 




 ■ ご家庭でご確認いただきたいこと 

・屋外に置いた食品、残飯、猫いらずなど薬剤などが動物や子供の手に触れないよう工夫する。

・市販の忌避剤・薬剤の使用は、製品の表示と対象範囲を必ずご確認の上、慎重に不審な物を見かけられた場合、お住まいの地域の自治体や保健所、動物愛護センターにご相談ください。


■ 誰かの飼い猫、野良猫だとしても、私たちと同じ「今日を生きる命」です。 人も動物も、安心して暮らせるよう祈るばかりです。野良猫や飼い猫で似たような例がございましたら、下記にご相談ください。




■ 保健衛生部・文京保健所生活衛生課環境衛生担当 連絡先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号 文京シビックセンター8階南側 電話番号: 03-5803-1227 ファクス番号:03-5803-1386


■ 動物愛護相談センター 

 東京都世田谷区八幡山二丁目9番11号 

TEL:03-3302-3507 FAX:03-3329-2647

こころとからだ相談クリニック

2019年5月-千駄木開設の心療内科・精神科・内科診療所(保険診療) 四月-オンライン相談開始 Founded in 2019, The Body and Mind Consultation Clinic in Sendagi offers psychosomatic medicine, psychiatry, and internal medicine services.

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