2025年8月1日~期限切保険証の対応不可
2025年8月1日以降、期限切れ保険証を使えるとの一部報道もありますが、調べてみると、マイナ保険証の読み取りができる場合のみ、など条件付きでした。
報道ではマイナ保険証導入時期のように、また十分に条件を伝えられていないお願いのため、現場での混乱を懸念しております。移行期なので仕方のない部分もあると察しております。
ただ、人員設備体制不足のため、期限切れ保険証で来院された場合、当院では10割負担で対応いたします。ご注意ください。
当院で対応可能なのは、下記の方法で、保険証番号を教えていただく場合のみです。
・国民健康保険証→7月末に配布される資格確認書をご持参ください。
・社会保険証→2025年12月1日の有効期限内は通常通り保険証をご持参ください。
それ以降、マイナ保険証の有効な保険証番号をアプリ(マイナポータル)で表示
もしくは、資格情報のお知らせ等、紙の情報をご持参お願いいたします。
・有効な保険証番号をアプリ(マイナポータル)で表示され番号を提示できる場合対応可(オンラインでは紙の証明書が必須です)。
オンライン化にまつわる一部医療機関でのトラブルにも見舞われ診療が殆どできなくなる時期もございました。移行期だと理解しておりますが、限界です。その解決には一年かかりましたが、そうした表に見えない形での医療費コストカットを繰り返されても、残念です。
マイナ保険証導入時も、機械などの問題で10割負担にするのは問題で3割負担で医療機関が対応、書類申請すれば国が費用を負担するとの報道でしたが、後日申し込もうとすると条件に該当せず無給労働等トラブルが生じる等、小規模診療所では対応の限界を感じております。
小規模で長時間診療の診療所では特に余裕がございません。国から通知された要件を満たさない限り10割負担で請求いたします。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどお願いいたします。
7月下旬に書留で資格確認証が送られてきて受け取れないなどトラブルを懸念いたします。ただ、その責任は医療機関側ではなく、もっと余裕をもって資格確認証を送らない行政側の責任かもしれません。
苦慮される方も出るのは当然と思いますが、医療従事者に八つ当たりされるのではなく責任元の行政にお問い合わせくださいますようお願い致します。思い通りにならないと、暴言・暴力など気づかずふるってしまわれる方もおられますが、警備・警察対応にせざるをえません。
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