取材・カルテ調査への協力依頼のご報告
当診療所でも他の医療機関と同様に、医学や社会の問題を解決する先駆けとなるような後ろ向き研究(カルテ調査)や情報提供を行うことがあり、ご報告いたします。
最近このような受診者が増えている(例:梅雨で頭痛を訴える患者が増えている)などの動向を報道関係者の取材に応じる場合がございます。個人情報を含まない多数の情報も、匿名データ化して、解析結果を専門学会で報告、専門誌に論文投稿する場合もございます。
自分の個人情報を利用されたくない方は、固定電話に診療時間内にいただければ、解析から除外いたします。お申し付けください。お断りいただいても、診療には何の影響もございません。
もちろん、匿名データ作成の際、個人の名前、生年月日、住所、正確な受診日など個人を特定する情報は除外いたします。研究では、20-30代、性別、臨床情報などを多数の集団と多数の集団どうしで比較し統計解析する場合がございます。
なお、詳しい症例報告では倫理上、一人一人から同意書をいただかないと詳細な情報を報告できないことになっておりますので、同意書を依頼され同意されない限り、詳細な病歴や情報が発表されることはありません。
学会・論文に発表後は修正ができないので、ご希望の方は、お早めにご連絡ください。
今回、病院名は出ませんが某TV局の取材を受けることとなりました。若年者で流行っているあるものにより精神障害が悪化された方の支援をした経験があるか、世界や日本の研究結果と同じように、当院でも同じ状況の方が支援を求められている状況、と回答します。
番組に利用されるかどうかも分からないそうです。ただ、そうした領域に注目が集まることで、若年者が犯罪に巻き込まれ、病や障害の発症や悪化、後遺症を負わないよう対策が必要だと考えているため、情報提供に協力する予定でおります。
その他、学会発表や論文発表をする際は、分かり次第、ホームーページ上で詳細をご報告いたします。取材の経過も、利用者には希望されたら時期をみて、診療前後で回答させていただきます。
ご心配をおかけして恐れ入ります。皆様のご支援ご協力があればの話ですが、医学や社会の課題が僅かでも改善するよう出来る範囲で当院も協力したいです。なお、少数体制で多忙のため研究活動の時間がありませんから、研究できない可能性も高く恐れ入ります。
出来る範囲で頑張ってまいります。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
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