梅雨時の頭痛とパニック発作

まず、スギ花粉症がGWで終わり解放された方も多いようです。お疲れさまでした。ヒノキ花粉症を抱える方々は、一緒に7月初めまで乗り切りましょう。


スギ花粉症が終わり、アレルギー剤をやめて熟眠障害が出現している例もこのところ続きます。


特にヒノキ花粉症があり、アレルギー剤をやめてから不安が高まったりイライラしたりうつっぽい等不調になられた方は、まずアレルギー剤を再開しましょう。




また、毎年5月後半ぐらいから、ジメジメする季節が始まると、頭痛やむくみ、胃腸障害、関節痛を訴えられる方が増えてきます。気圧の変化や天気の変化などによる不調を気象病と呼ぶ考え方もあるようです。


市販の漢方薬もありますが、処方薬の方が成分は多いです。毎年、梅雨時の頭痛に悩まされておられる方、保険診療で漢方薬をお試しいただけますので受診をご検討ください。ただし、予約料制です。内科は予約料のない時間のご利用が安価ですので、ご相談ください。




さらに、湿気が増えるとパニック発作が増える時期でもあるため、不安が高まったり、動悸がしたり、息苦しい方には、SSRIや不安止めなどの薬剤も調整できますので、お早目の受診をご検討ください(ただし、採血必須。甲状腺疾患が隠れているため)


なお、6時間未満の睡眠障害、夜間に2回以上目覚める中途覚醒、などが連日3日以上続いている方は、他の大規模な医療機関を予め選択された方がよいかもしれません。当院だと、不注意が著しくなっていて薬を一人で飲めず、家族を呼ばせていただく可能性があります。


こんなことで受診していいのかな、というくらい早めにお越し下さると、月曜と金曜だけなど連続しない睡眠障害を抱える方だと、漢方薬や軽い睡眠薬で眠れる可能性も高いかもしれず、当院でも対応しやすいかもしれません。




睡眠障害を放置して、3日以上出現してしまった後では、当院でもパニック障害に合併しやすい躁病等を疑い、強い薬を使わざるをえないことが多いです。もっと大きな医療機関の方が、多数の職員で時間オーバーしても別室などで対応して下さるかもしれず、安全です。


病状に応じた適切な医療機関をご選択くださるよう、ご注意ください。わからなければ来院されれば判断いたしますが、当院は予約料がかかるため、ご注意ください。重症度が高く薬を一人で飲めないほど不注意で家族支援も困難な場合、紹介状発行必須で転院となります。


予めご注意ください。



*当院は、予約料制(保険診療+自費)ですが、内科受診などでは予約料のない時間で診療しております。ご要望の方は、必ず事前にお電話でお問い合わせください。

*直接来院されても込み合っていて予約がとれないことがあり、初めから当院規則にご了解いただけない場合、診察をお断りする場合もございます。

*当院内科は小規模で、感染症検査やレントゲンなどの精査はできないので、基本的には他院で薬を処方されたことがあり、病状が安定していて、お薬手帳など持参されれば同じ処方をする程度です(10分の診療)。

例)解熱剤、湿布、漢方、花粉症治療薬、喘息治療薬、目薬、ステロイド軟膏など。

*3か月以内の採血結果があれば、1週間分。採血結果がなければ3-5日分程度の処方です。採血を当院でされない場合、副作用発生時は、かかりつけ内科などに受診していただく、薬切れ時の対応程度の内科ですので、あまり期待されないで下さい。

*内科で受診されても、通院精神療法が必要な病態とこちらで判断したり、長居されたり(15分以上)、依存症合併だったり、精神病を疑ったりした場合、心療内科へ切り替え費用請求か予約料のかかる時間で改めて予約を取っていただき費用請求するので、ご注意ください。

*その場合、引き続き当院を受診されたい場合、当院規則を守って下さるようなら、お引き受けいたします。重症度が高く指示や規則を守られないようなら、終診・他院紹介状発行か家族連絡が必要になる場合もございます。予め、ご注意のうえ予約をご検討ください。

こころとからだ相談クリニック

2019年5月-千駄木開設の心療内科・精神科・内科診療所(保険診療) 四月-オンライン相談開始 Founded in 2019, The Body and Mind Consultation Clinic in Sendagi offers psychosomatic medicine, psychiatry, and internal medicine services.

0コメント

  • 1000 / 1000