新型コロナウイルス感染症 第13波到来。ご注意ください。
毎年のことですが、冬と夏、乾燥する時期になると、新型コロナウイルスは活発に活動できるため、新型コロナウイルス感染症が増えるはずです。
下の図は、青色が2024年の東京都の新型コロナウイルス感染症の年間推移を示しています。
下の図で、赤色が2025年の東京都の新型コロナウイルス感染症の推移を示しています。
画像の引用)東京都感染症情報センター 下記URL
去年に比べれば、定点観測された新型コロナウイルス感染症の人数は少ないです。
ただ、オミクロンの亜型Pirolaなど流行っているようで、以前の嗅覚障害や味覚障害や高熱が減り、水のような鼻水と喉の痛み(±高熱)だけの症状のようです。コロナ陽性の割合の多い子供では、胃腸炎だけで現れる方もおられるようです。
急性胃腸炎も子供に多いですが、たいていコロナを調べられておらず、症状が軽症化するほど感染性があるなかで歩けてしまうので、注意が必要です。しかも、新型コロナウイルス感染症の医療が無料でなくなり受診しない方も目立っており実際にはもっと多い印象をもちます。
特に、自律神経失調症等を抱えておられる体質の方では、平熱がもともと35℃台など低めの方もおられるため、検温36.8℃など初めは低く出て、救急、内科医、小児科医が気づかれず、本人が強く希望しない限りCOVID-19検査をしないこともあり見過ごされるかもしれません。
先日、当院医師も罹患しましたが、連日のマスク着用と検温、手洗い消毒、人混みに出かけたり外食はしない、など特に感染症の多い時期には診療所管理者として自己管理を徹底しておりました。
実は、反省する点もあり、このところエアコンを使ってもすぐに部屋を冷却しきれない環境の限界、エアコンや猛暑による乾燥を加湿器2台を使っても、ウイルスが活動し難い湿度50‐60に保つことが難しい限界を、特に晴れて乾燥した日に感じておりました。
今後も、待合室まで湿度管理は困難な状況で、診察室のみ、加湿を徹底していく予定ですが、雨がふれば湿度は自然と60%を超えてしまい、毎日加湿器を回せば解決する問題でもなく、調整が困難な点を難しく思っております。
そんな時期にはウイルスが活発に活動しやすくなってしまいます。
冬もそうですが、脱水になりやすい時期でもあり、夏バテして食欲低下し栄養状態が悪くなれば、感染しやすい状況が整ってしまう時期でもあります。
そこに、年末年始の休みのようにお盆の帰省ラッシュもあり、感染拡大がさらに進むことを予想しております。
当院の感染対策として、長時間診療をこの時期に行えば感染リスクが上がるため、短時間診療、特に感染症状のある方は、オンライン診療を当院では推奨してまいります。より一層、院内の消毒と加湿管理に励みます。
当院は、予約料制のため、通常は待ち時間が殆どないよう予約を組んでおりますが、あまりにも早めに来院され待合で過ごされないようお願い致します。この時期は、院内感染にも注意され、極力オンライン診療を推奨いたしますので、ご検討ください。
24時間救急体制を当院はとって特殊な設備認定をとっておりますので、オンライン保険診療長時間ご相談も、他の普通の病院とは異なり可能です。予約料もかからず、安価に便利にオンライン診療を利用できるようにしてある点が強みです。
喫煙・喘息等と正当化され咳込んでの来院、感染症疑い無と予約時に語り感染症疑いの他院採血結果を持参し来院等、周りを配慮したり、検査結果を理解したり、規則を守る余裕がなかったりする障害を抱えた、当院では来院を推奨していない重症者の来院も生じておりました。
それは、どの医療機関でも起こりうるものかもしれず、当院でも指導しております。それでも、重度なトラウマ・精神病等抱えておられると、自分が重症だと認められず、規則も聞き流され書面同意でもなお規則を破り責任を持つことが難しい方々がおられることも、事実です。
当院では、特に新型コロナウイルス感染症の波が来ている時期には、特に感染症状のある方には、オンライン診療を勧めております。新規受け入れも、不適切な医療機関の利用をされる方が続いたため、当面オンラインのみとさせていただきます。
重症の方のセルフネグレクト対応では、予め通知しているように人数設備体制上、当院では対応できず、やむなく行政や警察、他医療機関と連携する他ありません。予め通知しているように、職員が多い大病院受診をされた方が重症度の高い方々では安全です。
ホームページも理解されず、親族で未受診の方の対応は、当院では限界です。周囲の方にも迷惑です。来院されても、気付かず暴力をふるわれれば、虐待をされていれば、警察・行政連携でご不快な思いをされるだけです。他院紹介の他、当院では何もできず残念に思います。
当院は小規模で、服薬拒否の重症者来院では散々な思いをさせてしまう限界はございます。服薬治療と専門的心理療法を受け、再発予防率を高めセルフケアを学ばれる決意をされ自身と周囲の安全・安心を守っていかれる方には、安全・安心に医療を受けられるよう努力致します。
夏バテや熱中症も心配な時期です。
マスク着用とマスクの廃棄の仕方に注意され、手洗い消毒、加湿(タオルなどを水につけてしぼり首に巻く、USB端子で使える加湿器を職場で使う、部屋に濡タオルを干す等)、水分摂取、ビタミンDやB群、ミネラル摂取など食事にも注意され乗り切られるよう祈念致します。
*感染症の方を当院では対面診療で検査や治療するなどの医療はいたしません。人数体制上、今回も感染すると全患者が診療を受けられなくなるなどの影響が出てしまい経営悪化に繋がりましたが、存続していくため、各組織でできる人数設備体制での限界を意識してまいります。
*有料ですが、感染症診療をしている地域の病院を一緒に探すことをオンライン診療では全国対応で承っております。電話では対応できません。ご注意ください。高熱で辛いと思いますが、怒鳴られていたりすると当院で無料対応を一人では限界で電話を切らせていただきます。
*オンライン診療で検査はできませんが、鼻水をとめたり、のどの痛みを和らげたり、熱を下げたりするお薬や漢方の処方をいたします(Curonへの事前登録が必要)。自宅近くの薬局を指定していただけば、薬局から自宅送付や薬局に短時間取りに行くこともできます。
*新型コロナウイルス感染症後、副鼻腔炎を併発し自覚なく微熱が続き苦しまれる方もおられます。感染性が低くなったら早めに耳鼻科を受診か、自主隔離後半に、黄色い鼻水が増え、顔が痛い場合、抗生剤を自主隔離解除され耳鼻科受診までオンライン診療で処方いたします。
*喘息発作が起きて吸入剤がない場合などにもオンライン診療Curonアプリさえ登録してくだされば、ご自宅におられる状況で診療いたします。ただ、深夜は自宅まで配送してくれる薬局が見つからない場合もあるため、ご注意ください。日中なら当日自宅配送の薬局もあります。
*全国対応しております。採血結果がなければ3日分処方、採血結果があれば7日以内の処方という制限はございますが、お困りの際には自宅で診療を受けられます。ご相談ください。
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