冷え、乾燥、光など環境変化にご注意ください。
秋が深まり、冷え込んでまいりました。
それとともに、雨の日以外の湿度が低下、乾燥が目立ち始めました。
また、夕方、暗くなる時間が早くなりました。
まず、冷え込み自体が、特に甲状腺関連の持病を抱える方や、体のどこかの関節や筋肉が痛む方を辛く感じさせるかもしれません。
貼るホッカイロや入浴、温かい飲み物を飲み、温かい鍋やスープで暖まり、温かい衣類を身に着ける、など温活に励まれてください。ただ、片頭痛タイプの方は温めで悪化する場合も。その場合、神経内科などで頭痛薬調整など温めでは解決しない方もおられます。
身体を温める漢方なども扱っております。
なお、ヒートショックの時期も12⁻1月をピークとして訪れます。
高血圧を抱える方々の血圧があがり、不安が高まり、来院されておられます。朝晩の血圧モニタリングをして高血圧で上180/下120未満であれば、降圧剤再開を、不安な方で薬の飲み忘れがある方はまずご検討ください。血圧や動悸、不安を多少和らげるお薬もございます。
特に、お酒をたしなまれる方は、お風呂場とお部屋の温度差をあまり作らないようにするなど脳出血やヒートショックの対策をとられてください。脳出血などが起きてしまったら、救急に相談し大病院で精査加療をうける他なく、当院では対応困難で恐れ入ります。
また、秋の花粉症ピークは越した印象ですが、乾燥は、目や鼻を乾燥させ、痛みや違和感をもよおし、睡眠を害することもあるかもしれず、加湿器を使ったり、マスクを着用したり、洗濯物を枕元に干してみたり、セルフケアにご注意ください。
のどの痛みに対する漢方やトローチなども扱っております。
さらに、一日の光量が減っているため、朝と夜の区別が睡眠中枢でつき難くなり、睡眠が不良になりやすい時期です。
朝起きたら、TVやPCや携帯をみたり、カーテンを開けたり、11:00までに1時間程度、外で光を浴びたりして、夜にはTVやPCや携帯の利用を控えるなど、朝と夜の区別を脳がつけられるようセルフケアをお願いします。
自費ですが、光照射など試してみたい方は、お問い合わせください。睡眠ホルモンのメラトニンを調整する睡眠薬も保険診療で扱っております。
気分がすぐれない、眠った気がしない時は、当院のご予約をご検討ください。
オンライン診療で全国対応しておりますが、内科薬処方しかできないので、漢方薬程度しか処方できません。
直接対面の診療なら、依存性の少ない、認知症予防といわれる新しい睡眠薬も含めた不眠症治療を支援いたします。
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